2024年3月22日に経産省が海洋エネルギー・鉱物資源開発計画を
改定しました
メタンハイドレート
砂層型については、陸上での長期産出試験の結果や有望濃集帯の
選定状況なども踏まえて方向性の見直しを行いつつ、2030年度に
向けて、海洋産出試験や総合的な検証を実施。
表層型については、掘削、揚収、分離技術等の要素技術開発を進め、
その結果を踏まえて方向性の確認・見直しを行いつつ、2030年度に
向けて、海洋産出試験等を実施。
石油・天然ガス
三次元物理探査船等での国主導探査(2028年度までに約5万km2/10年)
を機動的に実施。事業化のリスク段階に応じた支援制度を継続。
有望構造への試掘機会増。
CCS(二酸化炭素回収・貯留)
CCSの適地開発を推進するとともに、2030年までの事業開始に向けた
事業環境を整備(コスト低減、国民理解、海外CCS推進、事業法整備)。
海底熱水鉱床
経済的価値の高い新鉱床発見のための広域調査及び経済性評価のための
精緻な資源量評価、立型採鉱機の水中試験や揚鉱システムの海域試験等
の実施。
コバルトリッチクラスト
国際鉱区及びEEZにおける資源量評価、採鉱試験機の製作と海域試験、
国際ルール作りへの貢献等の実施。
マンガン団塊及びレアアース泥
マンガン団塊については、国際鉱区の資源量の精緻化、採鉱試験装置の
走行試験、環境影響評価に向けた検討等を実施。
レアアース泥については、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム
(SIP)第3期において、水深6,000m海域での揚泥試験等を通じた南鳥島
周辺での効率的・効果的な採鉱・製錬技術の開発と生産プロセス実証等を
実施。
2050 年カーボ ンニュートラル目標や 2030 年 46%削減目標の実現に向けた
エネルギー政策の道筋 が示された。エネルギー基本計画においては、
脱炭素化の取り組みが重要視される 中、安全性の確保を大前提にした安定
供給の確保やエネルギーコストの低減、環境へ の適合いわゆる「S+3E」の
取り組みを進めることとしている。(中途半端?)
進めるにあたっては、各省庁との連携 計画を進めるに当たっては、関係
省庁が保有する船舶、機器設備や海洋データの活用 は不可欠である。
各省庁が実施する海洋エネルギー・鉱物資源開発の取組の成果や ISA の
動向等につい て、関係省庁間で情報共有・連携を図っていくこととする。
国土交通省では、特定離島(南鳥島及び沖ノ鳥島)において、海洋資源の
開発及び調 査等を支援する活動拠点の整備に取り組んでいる。こうした活動
とも適切な連携を図っ ていくこととする。
横断的配慮事項としては、人材育成、国際連携、海洋の環境保全、国民の
理解促進を上げていくことをあげています。
技術的なことや過去の経緯と今後の目標は記載されていますが、肝心の予算
といついつまでにどのようなことを達成するか(どれだけに費用をかけて
どれだけの算出を期待するのか)が記載されていない。もしこれらのことが
書かれている箇所があれば指摘いただきたい。
毎年エネルギー関連で20兆円以上の赤字が続いており、それさえなくせば、
日本は消費税を0にできるし、海外へも輸出して外貨稼げるし円安対策にも
なります。
本気で天然ガスや石油やメタンハイドレートの開発を政府主導で産官連携で
やってもらいたいと思うMarkです。
出典:Vol.337 <2024年7月6日>
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□□□■□□□□□□■□□ ジャパンタウンを世界につくろう!
posted by Mark at 00:00| 東京 ☀|
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経済産業省
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