「この税制改正関連法案修正協議の自民党の交渉責任者は小野寺五典・政調会長だったが、
小野寺さんは税制に詳しくないから財務官僚OBで自民党税調インナーの宮沢洋一さんと
後藤茂之さんが指南したのでしょう。
実際にインチキな減税案をつくったのは財務官僚です。加藤勝信・財務大臣も
税調インナー出身で宮沢、後藤さんとはツーカーの間柄ですから。
結果的に維新要求の高校無償化の1000億円と、公明党要求の減税が6000億円、
合わせて7000億円の“国会対策費”で予算案の成立が決まったのだから、財務省の思惑通りです。