先週ポリコレについてメルマガを書きその中でLPGTQについて
書きましたが、今週は今国会で成立したLGBT理解増進法について
まとめてみようと思います。
LGBT理解増進法とは自民党性的指向・性自認に関する特命委員会が
法制化を進めている法案で、正式名称は「性的指向および性同一性に
関する国民の理解増進に関する法律」です。
一般社団法人LGBT理解増進会によると、理解増進法と差別禁止法に
ついて下記の併記がされていました。
理解増進法
・時間は掛かるが、確実に理解が深まる
・一人の差別主義者も出さない
・与党案として成立の可能性が高い
・多くの学びが期待され全国の当事者団体等の活動が活性化される
・今後のすべての施策の基礎となる
差別禁止法
・一見して即効性があるように思われるが、現時点では賛否が
分かれており対立を煽る
・不注意な発言が差別と断定されるリスクがある
・与党が反対では成立が極めて困難
・差別禁止を掲げる団体等の既得権につながる恐れがある
・保守層の理解増進の妨げになる可能性がある
結局のところ差別禁止ありきではなく、あくまでもLGBTに関する
基礎知識を全国津々浦々に広げることで国民全体の理解を促すボトム
アップ型の変な法案です。
最近犬の散歩で加古川市の市役所を歩いていたら、何と市役所で
市の人と思しき人がレインボーフラッグを立てていました。
その意味を加古川市市役所の人は知っているのでしょうか?
サンフランシスコで多数見たレインボーフラッグは私はホモです。
レズですというのを住んでいる場所の窓に掲げてあったものです。
まさか加古川市の市役所の人がわざわざ誇示するようなもので
ないので、びっくりした次第です。
ちょっと調べてみると、6月はアメリカを始め、世界各地でプライド
月間(Pride Month)とされ、LGBTQ+の権利について啓発を促す様々な
イベントが開催されると書かれてました。
因みに5月17日はLGBT嫌悪に反対する国際デーとのことです。
前回の国会で成立したのは、日本維新の会と国民民主党案で性自認と
性同一性での対立を廃し、原語であるジェンダーアイデンティティと
する案を自民党と公明党が丸のみにして成立したと報道されてましたが、
何がどう決まったのかは今も不明です。
出典:ジャパンタウンを世界に作ろう
posted by Mark at 23:13| 東京 ☀|
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総務省関係
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